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心と身体について

心と身体のしくみ ]

仏教には「心身一如(しんじんいちにょ)」という言葉があります。これは心と身体は一体のものであり分けることができないということを意味しています。これを良い意味で解釈すれば、身体も精神状態も良好で仕事も家庭も楽しみながら好きなことに打ち込めている姿と言えるのではないでしょうか。

しかし、それも健康なくしては難しいことだと思います。身体が健康であれば心も健康であり、気持ちも明るくなり人生を楽しく過ごすこともできるでしょうが、もし何かで体調を崩してしまったのら、人生を楽しむどころではなくなってしまうかもしれません。そしてあらためて心身ともに健康であることの大切さに気づかされることだと思います。

おおもり鍼灸院では、身体の健康なくして心の健康なし、心の健康なくして身体の健康なし、身体の健康を通して心もまた健康になっていただくことを望んでいます。

本物の健康を求めて ]

「未病治」という言葉は東洋医学の基本で「未だ病まざるを治(ち)す。」と言って、病になる手前の段階で不調和を整えて健康状態を維持することです。

 

わたしは術者(鍼灸の専門家)として一人でも多くの人にラクになってもらいたい。そして、身体だけでなく心もラクになってもらえるにはどうしたら良いだろうか? そう考えながら施術を行いこれまで患者さまに寄り添ってまいりました。「どこに行っても同じ」「何をやってもラクにならない」そんな声を聞くたびに寂しくもなりますが、わたしの今できることすべてをそういった患者さまに施していこうと心がけています。

患者さまには「これからわたしとともにがんばりましょう!」 「少しずつ一歩ずつでも改善されているので希望を持ってください!」と言ってまいりました。そしてこれまで多くの患者さまに寄り添ってまいりました。その結果、多くの患者さまから嬉しいお声をたくさんいただきました。

おおもり鍼灸院は、身体のメンテナンスを通じて患者さまが笑顔と本来あるべき自分らしい生き方を取り戻していただくための「本物の健康」を提供していきたいと考えております。

セルフコーチング ]

セルフコーチングというのは、自らの身体と心の健康を自らがコントロールして健康を維持していくことを言います。その中で重要となってくることに「①自然の摂理に従うこと」 「②バランスを調えること」​の2つがあげられます。

①「自然の摂理に従うこと」というのは、例えば『朝に目覚めて日中は活動し、夜になったら眠る』というようないたってシンプルなことを指します。

②「バランスを調えること」というのは、東洋医学でいうところの「※陰陽」、「※五行」、「※気・血・水」のバランスを常に意識し調えていくということです。

※「陰陽」とは、自然界の全てを「陰性」と「陽性」の2種類に分け、ふたつの対立、依存、過不足でこの世の全てが構成されているという考えのことです。(例:水や静は陰性、火や動は陽性)

※「五行」とは、森羅万象全てを自然の中に存在する五つの属性に当てはめて「木・火・土・金・水」に分類し、それぞれが助け合ったり抑制したりしながらバランスをとっているという考えのことです。

※「気・血・水」とは、身体に流れている「気(エネルギー)」と「血」と「水(別名を津液と言い体液全般を指す)」の量や流れのことを指します。

そして、これらのバランスが崩れると、身体と心の不健康に繋がったり災害に繋がったりもします。セルフコーチングは、自らの身体と心の健康を維持することを目的とし、自分の体質にあった方法で、できる限り自然の摂理に従いながら、日々の中であらゆるバランスを常に調えていく意識を持ち実行していくことなのです。

当院ではご希望があればその人に合ったセルフコーチングの方法を詳しく丁寧にお教えします

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